しいのき迎賓館、21世紀美術館、香林坊アトリオ、石浦神社を光のオブジェで彩ります。
毎年秋にしいのき緑地周辺で開催される「月見光路-つきみこうろ-」が今年も開催中。2014年は10月10日~12日の3日間、18:00~22:00の開催になります。
金沢工業大学の建築系の学生が中心となって制作したオブジェクですが、今年は情報系の学生も手伝いインタラクティブ要素が加わりました。
金沢21世紀美術館では11日~19日におしゃれメッセ2014が開催されます。かなざわくらふとマルシェやファッションショー、ミス加賀友禅コンテストなどが開催されます。関連イベントとしてこの月見光路も並び、各種イベントの先陣を切ってスタートしました。
しいのき緑地では明日から開催のクラフトマルシェを準備中。また、隣の金沢城では11日、12日に金沢城プロジェクションマッピングも開催されます。大混雑が予想されるので、この月見光路も含めてしいのき迎賓館周辺も大勢の人で賑わうことが予想されます。
しいのき迎賓館へ。
様々な光のオブジェが並んでいました。
あかりのトンネル。
従来に比べて会場が広がった分、オブジェの数が少なく感じます。
五色遊歩。この「流れ星」を持って、各種チェックポイント(あかりめぐりサテライトって言うそうです)を回って戻ってくると、星の樹に明かりが灯るそうです。
星の樹
チェックポイントはしいのき迎賓館に3箇所、石浦神社に1箇所、21世紀美術館に1箇所あります。香林坊アトリオにも光のオブジェが並んでいますが、チェックポイントが無かったので回るのを忘れてました。
流れ星にはNFCタグが付いていて、チェックポイントのデバイスにタッチすると、回ったことが記録される仕組みのようです。
ですがNFCタグを認識トラブルが発生しており、正常に運用できていない様子でした。学生の展示にはよくあることです。
本来チェックポイントに流れ星をタッチすると、タグに情報が記録されタブレットの画面に色が灯るという演出だったようですが、正常にデータが読み書きできてなかったようです。残念。
11日・12日はプロジェクションマッピング効果で、平日の今日の比じゃないくらい大勢の人が来ると思われますが大丈夫でしょうか?
石浦神社へ。
こちらでもタッチします。
チェックポイントは、各エリアに唐突に置かれています。周囲に案内などが特に無いので、しいのき迎賓館以外から歩いてきた人は何をしているのかわからず不思議がっていました。
やっぱり読み書きできないんで、Nexus7に直接タッチします。色を集めるなら、チェックポイントにわかりやすいように色付けするなり、いろいろ見せ方はあるはずですがまだまだ練り込みが足りてない様子。
2014年10月9日に開館10周年を迎えた金沢21世紀美術館へ。
金沢の映像を壁面に投影するアートが12日まで開催されます。
21世紀美術館にも光のオブジェ。
波をイメージしたオブジェや、風車をモチーフにしたきれいなオブジェが並びます。
子どもさんはオブジェに登ったり、くぐったり、中に入ったりと楽しんでいました。
5箇所のチェックポイントを回りました。
再びしいのき迎賓館に戻り、最後の星の樹へ。
回った数によって、星の樹の色彩が変化するそうです。正直よくわかりませんでした。観客も、説明を聞いて初めてなんとなく理解するなど、混乱していた様子。自分の手に持っているオブジェと演出用のオブジェが同じ形では、混乱します。
インタラクティブ要素を加えたというのは、時代の流れに添っているので良い試みだと思うのですが、実装と運用体制、そして理由付けがイマイチでした。テストが全然足りてなかったようですが、明日までに直るでしょうか?