7月19日~20日、金沢港で「港フェスタin金沢港」が開催されました。護衛艦の一般公開・体験航海や湾内バスツアーなどが行われる毎年恒例のイベントです。2日目の体験航海に参加したのでその様子をレポートです。なお「港フェスタ」自体は19日のみの開催、20日は護衛艦の公開のみ行われました。
こちらが体験航海のチケット。1日目は応募者の中から抽選、2日目が自衛隊関係者に配るチケットです。抽選のほうはここ数年全く当選できません。あれやこれやで2日目の関係者チケットを入手。
港フェスタでは「あぶくま型護衛艦」が訪れるのが恒例となってきました。あぶくま型は諸外国ではフリゲート艦に相当する船で、護衛艦の中では最小のサイズ。日本近海の防衛を担当します。この3連休中は海の日である21日にあわせて、全国各地で護衛艦の広報が行われます。
午前9時、「あぶくま型 護衛艦ちくま」に乗艦します。
隊員さんが敬礼で歓迎してくれました。
制限されたエリアを除き、甲板やデッキ、食堂などを自由に見学できます。
出港準備が進められます。
自力で離岸できないので、タグボートに引っ張ってもらいます。
10時。係留ロープを外し、旗を掲げて出港です。
金沢港を離れました。
デッキ。湾内を進みます。
大浜埠頭には、3回目の入港となった豪華客船ダイヤモンドプリンセスが見えてきました。
本日18時出港なので、また出港イベントを見学しに行く予定です。
CIWSの前でラッパ演奏展示
しばらくすると、前方は海が見えるのみ。クルーズに来ているような感覚です。
後ろを振り返れば内灘ビーチやからくり記念館、ダイヤモンドプリンセスにコマツの重機を積んだ貨物船です。
船が進路変更すると船が傾くのでなかなかおもしろいです。
装備品の展示が始まります。76mm単装速射砲。射撃こそしませんが実際に砲塔を動かしてくれました。
アスロック
CIWS
特に展示はありませんでしたがハープーンミサイル
魚雷発射管
10時半ごろ、船が引き返し始めました。
このへんまで来ました。
狭い艦内を探検してみます。
船尾へ
食堂。
海上自衛隊の活動を紹介するビデオを上映していました。
機関室
金沢港へ戻ります。
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デッキの上に登ってみましょう。階段は急なのでハイヒールやスカートはおすすめしません。
甲板では入港準備が進められます。
各種レーダー・火器管制システム。
再びダイヤモンドプリンセス
ムービーズアンダーザスターでは何か上映しているみたいです。
接岸中はこの角度からはなかなか見られないので貴重です。
からくり記念館から手をふっている人たちへ帽振れ
タグボートが近づいてきました。
石油岸壁
艦を回頭します。
2隻のタグボートが接岸し船を回転します。
操舵室
レーダーには金沢港の形
ロープが投げられました。
11時半頃、タグボートが押して接岸。
お昼から再び一般公開が始まります。なお、ちくまの金沢港出港は21日昼ごろの予定だそうです。
以上で下船となります。1時間少々のあっという間の体験でした。
7月25日~27日には福井県敦賀港にて護衛艦「はまぎり」の訓練展示と一般公開、8月2日~4日には富山伏木港にて、護衛艦「しらね」の一般公開・体験航海が行われます。そちらの体験航海は抽選に外れました。(下の写真は舞鶴基地に停泊中の「しらね」。)