2016年初夏の稼働開始を目処に現在急ピッチで建設が行われている、白山市のジャパンディスプレイ白山工場ですが、巨大なクレーンが無数立ち並び、夜通しで建設が行われています。
北陸自動車道沿道や海側環状道路などからも確認できる、敷地面積約14万3千平方メートル、延べ床面積約16万8千平方メートル。東京ドーム約3.5個分の超巨大工場は、投資額約1700億円で建設され、石川県内の工場投資としては過去最大になるようです。
5月に建設が開始され、約1年という短い工期のなか全国から巨大クレーンが集結し、昼夜問わず急ピッチで建設されているその様は、工場夜景ファンにとっては期間限定の景観として注目を集めているようです。
白山市竹松町にあったキリンビール北陸工場が2010年9月に閉鎖、取り壊されその跡地が、現在JDI(ジャパンディスプレイ)の建設地となっています。場所はこの辺り。
昼間の様子です。海側環状道路や、北陸自動車道、県道195号線から無数のクレーンが確認できます。
この工場は、第6世代液晶パネル(スマートフォン向け液晶)の製造ラインで、米Appleの「iPhone」を中心に、中国などのスマートフォンメーカーからの受注も狙っているようです。
夜の様子です。夜間も建設が行われているため、付近はかなり明るいです。クレーンや建設現場もライトアップされています。
工場近くに竹松公園という公園があり、ベンチやあずまやがありますので、ここから建設の様子を眺めることができます。
クレーンによる作業は冬頃までを予定しているようです。
追記 2016年5月の様子