2014年8月24日(日)に九頭竜川の河川敷にて、「九頭竜フェスティバル 永平寺大燈籠ながし」が開催されました。
灯籠流しのほか、花火の打ち上げ、夜店などで賑わいました。主催は九頭竜フェスティバル実行委員会ですが、メインは日本曹洞宗の中心寺院(大本山)である「永平寺」の役寮、雲衲衆約120人による大施食法要(だいせじきほうよう)にて先人の供養をし灯籠を流すというイベントのため、全国各地からたくさんの人が訪れます。天候が優れませんでしたが開催はされたためその様子をレポートです。
場所はこの辺りです。
駐車場は河川敷にも500台のほか、志比小学校グラウンドなど多数用意されています。離れた場所でもシャトルバスが運行していますので、駐車できないということはありません。
会場中心には”九頭竜”なるオブジェと協賛企業の灯籠が並びます。
飛び入り参加可能な、松岡音頭、永平寺好き好き音頭、上志比音頭の輪踊りが始まります。
メインの灯籠流しは、ご先祖様の供養をする「供養灯籠」、自分の願い・叶えたい想いを書く「願い灯籠」の2種類があり、受付を行えばその場で灯籠を流すことができます。
永平寺の役寮、雲衲衆約120人による大施食法要(だいせじきほうよう)が始まりました。
様子はスクリーンにて流れ、生中継されています。会場中に読経が響き渡り、皆さん合掌していました。物々しい雰囲気です。
灯籠流しが始まります。受付した願い灯籠は自分で流す事もできますが、この行列に並ぶ必要があります。受付で頼めば流してもらう事も可能です。
およそ1000発の小規模な数ですが灯籠と花火という幻想的な組み合わせは中々見られないのではないでしょうか。
花火を見終わる頃には見物客は殆ど帰路についており、最後まで居る方は少ないようでした。
先祖や先人を想い東北や関西などから供養をしに訪れる全国でも有数な灯籠流しですので是非見に行ってはいかがでしょうか。
※2014年9月29日追記
参加お礼のハガキが自宅に届きました。燈籠流し参加申し込みの際に書いた住所はこの為に使われたようです。