5月4日、射水市の下村加茂神社にて「やんさんま祭り(加茂祭)」が開催されました。獅子舞や全国でもここだけの牛乗式といった神事のほか、夕方には流鏑馬が行われ、3頭の馬が神社の参道を疾走しました。北陸ではここだけでしか見られない、流鏑馬の様子です。
会場の下村加茂神社へ。
周辺にいくつか駐車場が用意されています。
あふれた車は農道に誘導されました。
露店も出ています。
拝殿前には大勢の観客。
流鏑馬は、拝殿左から走り始め、拝殿前の的を狙い、参道を鳥居の方向まで疾走します。
神社横の馬事公園では馬が飼育されており、6月には乗馬体験のイベントも開催されます。
神社に馬が登場。身長の倍もある弓が用意されます。
的が設置されました。
午後5時過ぎ、流鏑馬式が始まります。
袴と大きな花飾りを着た若者が乗馬します。
目の前を猛スピードで駆け抜けていく様は迫力があります。
馬は全部で3頭。
それぞれ3回、弓を放ちます。
元の位置に戻る時も、弓矢こそ放ちませんが高速で駆け抜けるので見応えがあります。
目の前を走り過ぎるので、参道の砂利が飛んできて当たります。痛いです。
この黒い馬が、一番早かったように思います。
鳥居前から撮影していますが、正面から駆け抜ける様子は見えても、的に命中したかどうかは見えません。
矢を放ったあと、長さ3.6メートルもある弓を旨いこと持ち替えます。
拝殿側の様子。カメラマンが大勢いました。このベストポジションは昼過ぎから場所取りが必要になるとのこと。
狭い境内のカーブを旨いこと駆け抜けます。
鳥居の前で、的にめがけ弓矢が放たれます。
矢が放たれるたびに歓声があがりました。
こちらが的
矢が落ちると、子どもたちが集まりすぐに矢を拾いに行きます。拾った矢を神棚に供える風習があるようです。
およそ20分間、流鏑馬の実演が行われました。
今回は流鏑馬だけを取り上げましたが、全国でここだけの牛乗式も見応えがあります。