10月15日、フランスのクルーズ船「ロストラル」が金沢港へ入港しました。4月から続いたクルーズ船の入港も、このロストラルで2014年のシーズンを締めくくります。
ロストラルはフランスのカンパーニュ・デュ・ポナンが運航する船です。
全長142メートルと小さめ。5月に金沢港に入港した「ロゴスホープ号」より少し大きい程度。
一般的に豪華客船は、乗客が少ない船のほうが乗客1人1人に気細かなサービスができるということもあって、大きい=より豪華 というわけではありません。
ロストラルは乗客1人あたりの乗務員が1.8人と、乗務員の数のほうが多いくらいです。2011年に就航したばかりの船なので、施設も綺麗です。
実際、今回のクルーズはお値段なんと15泊16日で1人7,348ユーロ。日本円でおよそ100万円です。ダイヤモンドプリンセスが1泊1万円台であることを考えると、かなりお高め。5つ星クラスのクルーズ会社で、フランス唯一のクルーズ会社です。
今回のクルーズはロシアのペトロパブロフスクを出港し、-千島列島の各地を回って北海道の小樽、ここ金沢、そして舞鶴に入港するコースです。
朝7時に金沢港へ入港し、乗客らは金沢観光を楽しんだようです。
レストランの料金はクルーズ費用に含まれています。レストランが埠頭から見える高さにありました。食事の用意が進められています。
金石かもめチームによるYOSAKOIソーラン
小型の船舶ですが、今年ラストということもあって大勢のお見送りが集まりました。
タラップが撤去されました。
ザ・はた
お見送りの皆様にペンライトが配布されました。日が落ちてからの出港は5月のコスタビクトリア以来です。
踊れ日本海をペンライトを持って踊りました。
乗客らにもペンライトを配布。
そして出港です。
2011年製造の新しい船なのでタグボートは不要。
舞鶴港へ向かいました。
10月18日には富山新港に「ぱしふぃっくびいなすが」入港します。金沢港での今年度の注目イベント(?)は、残すところ北陸新幹線W7系最後のW10編成の陸揚げ・陸送のみとなりました。