追記 2015/05/03 こちらは2014年のイベントレポートです。2015年の金沢城プロジェクションマッピングのレポートはこちらから
2014年10月11日(土)~12日(日)、金沢城にて国内最大規模となる「金沢城 プロジェクションマッピング」が開催中です。
2013年に行われたしいのき迎賓館プロジェクションマッピングに続いて、2年連続の市公式プロジェクションマッピングの開催となります。
11日の初日、プロジェクションマッピングを見ようと、計4回の上映で約2万7千人(主催者発表)が集まり、大混雑の末に入場規制がかかりました。また12日も大混雑し、2日間で計5万2千人が訪れました。1日目の様子をレポートです。
会場は金沢城公園。こちらの兼六園側 石川門から入れるのは18時までとなっており、18時以降は観客の出口となります。こちらから入場できません。18時以降はしいのき迎賓館そばにある、いもり坂が入場口になります。待機列は4時から形成されており、周辺の駐車場も早々埋まります。来場は公共交通機関か徒歩、自転車をオススメします。
五十間長屋の壁面に映像が投影されます。幅が140メートルあり、プロジェクションマッピングとしては最大級の規模となります。
この三の丸広場へ、夜は直接行けません。更に奥の二の丸広場で待機列ができており、そちらに移動します。
三の丸広場の後方に投影用の設備が並びます。
高そうなプロジェクターが12台並んでいました。ここ以外にも側面用にプロジェクターが更に設置されています。
100メートル以上離れた距離に投影するだけあって、機材も大型です。ラディックスの映像機材を見る感じ、CHRISTIE Roadster HD12Kでしょうか?1台でレンタル60万円/1日。希望小売価格が99,995ドルなので1台1000万円超えです。
本日のイベントのスタッフさんが、映像や設備の確認を行っていました。
17時半ごろの二の丸広場の様子。一回目の上映は18時30分の予定ですが、1回目の上映の1時間前にもかかわらず、超大勢の人が集まっていました。来場者数は、数えてはいませんが万単位はいたようです。ディズニーランドでシンデレラ城へのプロジェクションマッピング「ワンスアポンアタイム」が始まるなど、全国的にプロジェクションマッピングが人気イベントとなっています。
待機列から上映会場の三の丸広場に、各回ごとに移動します。
18時過ぎに三の丸広場へ先頭が移動開始。1回目の上映は、ホテル宿泊者などに配布される優待券をお持ちの方を優先的に会場に入場させており、それからの移動となりました。17時過ぎに待機列に並んだ位置では、1回目の上映にははいれませんでした。先頭は何時から並んでいたのでしょうか?
2回目の上映を見ることになったので、三の丸広場でまた待機。待機列から映像はもちろん、音もよく聞こえません。
この待機列はいもり坂を超えて、しいのき迎賓館そばのお堀通りまで続いていたそうです。上空には新聞社かTV局のヘリが飛んでいました。混雑状況をレポートしていたのでしょうか。
19時過ぎ、1回目の上映が終わったようなので、列の移動が再開しました。ちなみに19時20分ごろには、すでに全4回分が満員になる人数が金沢城に入ったとのことで、入場制限がかかりました。以降に訪れた人はプロジェクションマッピングを見られなかったようです。
上映が始まります。上映は座ってみる必要があります。立っては行けませんし、椅子の使用も禁止されています。芝生が湿っていることもあるので、レジャーシートの持参をお勧めします。その他、カメラを自分の頭以上に上げる、三脚の使用などが禁止されています。
19時30分、予定より15分遅れで2回目の上映スタート。
北陸新幹線金沢開業まであと154日、特別企画のプロジェクションマッピングです。
動画はこちら
去年行われたしいのき迎賓館プロジェクションマッピングでは金沢の伝統工芸・文化・芸能をモチーフにした映像でしたが、今年は幾何学模様の投影が中心。
瓦屋や石垣1つ1つに映像を投影するなど、ハイクオリティの映像美です。BGMも人の声使用したものです。
上映終了後、石川門から退場します。会場にとどまって次の上映を見ることは禁止されています。
このあと大勢の人が、無料開放・ライトアップ中の兼六園へ流れていったようです。
案の定、石川門では入場制限がかかったことを知らなかった人、そもそもいもり坂からしか入れないことを知らなかった人たちが、スタッフと揉めていました。
いもり坂では、入場制限で上映を見られなかった人に対してスタッフが謝りっぱなしでした。
なお金沢駅でも同じく12日までプロジェクションマッピングが行われています。
金沢城プロジェクションマッピングは12日も上映が行われますが、確実に見たいのであれば早めのご来場をおすすめします。