新型コロナ終息を願い、全国で一斉に花火打ち上げるプロジェクト「全国一斉悪疫退散祈願 Cheer up!花火プロジェクト」が実施されました。3密を避けるために、打ち上げ日時と場所は非公開でしたが、問い合わせが相次いだためか日時は事前に公表。6月1日の午後8時より、詳細な打ち上げ場所は非公開のまま、北陸の石川、富山、福井3か所を含む全国200か所で花火が打ち上げられました。
花火がどこから打ち上げられるのか一切非公開でした。花火大会が毎年行われる犀川・大豆田や川北、和倉温泉などと予想する声がちらほらと。大豆田や川北で待機していた方々もいたそうで。
実際の打ち上げ場所は、それらから遠く離れた「かほく市」の高松野球場。グラウンド内で花火師さん準備中。
ここ「高松運動公園」は、打ち上げを担当する「北陸火工(株)」から1.5㎞と近かったからなのか、石川県内最大のクラスターが発生した「二ツ屋病院」から見える場所を選んだのか。
球場の周りにはTVや新聞などメディアの方々。そしてどこからともなく情報を掴んだ写真家の方々。
ここまでたどり着いた方はそう多くなかったので、密になることはありませんでした。集まったのは20人~30人程度。
会場に時報を流して、8秒前から集まった人々でカウントダウン。20時になると同時に、花火の打ち上げスタート
構成は3号玉15発、4号玉10発、きらめく2号玉50連発
数千発が当たり前の夏の花火と比べると小規模ですが、花火大会が相次いで中止となる中、自費でここまでやってくれただけでもありがたいものです。
医療従事者の方々にエールを送るために、青色の花火が多め。また、見ることはできませんが、花火には「アマビエ」の折り紙が張り付けられているそうです。
5分間の、短い花火でした。二ツ屋病院でコロナと闘っている方々も、花火を見ることができたでしょうか。
花火終了後に各メディアがインタビュー。明日のニュースや新聞で様子が紹介されるでしょう。
同じ時刻、富山では常願寺川富立大橋下流、福井では鯖江市と越前市で花火が上がりました