2017年1月28日(土)と2月3日(金)、石川県白山市の桑島地区・白峰地区で雪だるままつりが開催されました。各地区の住民が作った雪だるまが軒先に飾られ、ロウソクの灯りが雪だるまを優しく照らし出し、幻想的な空間になります。毎年隣接する2つの地区で、日付を分けて開催されます。会場の様子です。
桑島雪だるまつり
白峰・桑島地区は金沢から車で約1時間半。福井県との県境に所在します。以前は桑島地区に直接駐車場がありましたが、現在は白峰地区の駐車場を利用し、そこからシャトルバスを利用して桑島地区へ移動します。駐車場利用には500円の除雪協力金が必要です。
白峰地区から桑島地区までシャトルバスで移動します。バス自体は無料。
シャトルバスで10分、桑島地区の美杉の郷へ。
バスを降りると、すぐ雪だるまが並んでいます。
会場案内図。手取川を挟んで2つの会場に分かれています。
会場間の移動もシャトルバスを利用します。
このお祭りの雪だるまは、軒先にかまくらを作り、その中に小さな雪だるまをたくさん並べるのが特徴。
顔をティッシュペーパーに書いて、貼り付けているので、表情豊かな雪だるまが並びます。
そのかまくらの中にロウソクの灯りが灯り、温かい灯りに雪だるまが包まれます。
どのご家庭も、工夫を凝らしたかわいらしい雪だるまをつくるので、見ていて楽しくなります。
カラフルな雪だるまは特に人気があり、家族連れやカメラマンに囲まれていました。
かわいらしいサイズの雪だるまです。
小さな雪だるまだけでなく、巨大な力作もあります。
滑り台も作られ、お子さんたちが楽しそうに遊んでいました。
ピコ太郎の雪だるまも。
ペンとパイナップル、アップルを持っています。
こちらはたくさんの雪だるまが並んでいます。KITと書いてあるので金沢工業大学の学生が製作したものでしょうか。
例年このイベントは豪雪に見舞われることが多かったのですが、今年はイベント当日の天気は晴れ。観覧しやすい天気となりました。
食べ歩きもこのお祭りの魅力の1つ。イノシシ肉を使った料理など、山の幸を堪能できます。
会場全体をゆっくり見て回った場合の所要時間は、およそ2時間が目安です。
白峰雪だるままつり
続いて2月3日(金)の白峰地区の雪だるままつりの様子です。
駐車場利用には500円が必要です。
駐車場から歩いて5分ほど、会場の白峰地区へ。
会場案内図。
桑島地区よりも南に、福井県寄りに位置します。
シャトルバスを利用しないでいい分、アクセスしやすくなっています。
こちらも軒先に多数の雪だるまが並びます。
去年は雪が少なく、気温も高かったので雪だるまが溶けていましたが、今年はベストコンディション。
道の雪はしっかりと除雪されており、町を回りやすい状態でした。
平日夜にもかかわらず、多数の観光客が訪れています。
古い家並みに雪だるまが並びます。
こちらの地区でも、しし汁や熊肉のカレー、熊肉の入ったうどんなど地元のグルメを堪能できます。
ついつい食べ過ぎてしまいます。
白峰地区も、ゆっくり見て回りつつ食べ歩きをすると、2時間が目安といったところでしょうか。
それなりの防寒着が必要になります。
以下、会場の雪だるまの写真です。