2016年8月16日(火)のお盆最終日、福井県敦賀市の気比の松原海岸周辺にて、第67回とうろう流しと大花火大会が開催されました。毎年15万人以上の方が訪れ、最新のデジタルスターマインやミュージック花火は大変見ごたえのある花火大会です。本花火大会は、灯籠流しも同時に行われ、先人を偲ぶ読経が花火打ち上げの前に行われました。大会の様子をレポートです。
会場は「気比の松原」の海水浴場周辺ですが、湾になっているため周辺であればどこからでも観覧できます。17時の時点で会場はかなり混雑しますので、早めの来場をお勧めします。
昨年は敦賀市運動公園に駐車しましたが、今年な赤レンガ倉庫の方へ駐車しました。こちらも敦賀市運動公園同様17時にはほぼ満車になりますので注意が必要です。17時を超えて会場付近の駐車場を探すと、かえって渋滞に巻き込まれたり交通規制がかかっていたりと、余計に時間がかかりますので、シャトルバスを使うような駐車場へ停めましょう。
こちらは敦賀駅-会場間のシャトルバス発着場です。帰りの混雑整理のためにカラーコーンで列が作られていました。
赤レンガ倉庫駐車場から会場までは徒歩で20分〜30分ほどかかりますので、浴衣など動きづらい服装は注意が必要です。
前日の夜や当日朝から場所取りのブルーシートなどが目立ちました。今年も昨年同様、通路確保、観覧席確保がしにくい状況に。通路や規制線のためのロープ設置が今後求められそうです。
通路付近も人が溢れています。
会場中心の夜店は混雑していましたが、少し離れた夜店はさほど混雑していませんでした。
牛串焼き1本600円
有料の観覧席が当日販売しています。1人2000円程度ですが、カップルシートなどは5000円と高額な金額も目立ちました。
打ち上げ場所は沖合に見える3箇所の船上から。
本花火大会はとうろう流しも同時開催されるため、会場にて灯籠流しの受付も行われています。1個500円で流せます。
とうろうは紙と竹ヒゴのようなもので作られており、少しの波でも壊れてしまうようです。
中はろうそくが立てられ灯されています。
約六千個が流されましたが、風向きで沖合に流れていきません。
18時を過ぎると会場はほぼ満席状態。全く座れる場所がない状態に。
19時半いよいよ打ち上げ開始となりますが、大気が不安定だったこともあり、突如雨が会場を襲います。
ですが、中止になることはなく無事に開催されました。最初はメッセージ花火です。告白メッセージや天国の父に向けたメッセージなど、内容は様々でした。メッセージが音楽と共に打ち上がります。
雨の影響もあってか、風がなく煙が滞留していました。
傘や雨具などで雨をしのぎますが、雨脚は強くなる一方です。
6部構成の後半ごろにようやく雨脚が弱まり、風も出てきて煙の滞留がなくなります。
最新のデジタルスターマインなどを駆使した花火は圧巻そのものです。多重露光。
2尺玉花火も3連発で打ち上がります。
フィナーレは、海上自爆。金色の花火が目の前いっぱいに広がります。海岸沿いにカメラを構える場合、焦点距離15mmでギリギリ収まります。
花火終了後、出口付近はやはり大混雑します。
シャトルバス発着場まではほぼ身動きが取れません。
シャトルバスの順番待ちも大混雑です。
敦賀バイパス、敦賀街道、敦賀インターの各方面へ帰宅する車で大混雑します。
花火大会終了が20時半で、赤レンガ倉庫駐車場に戻った時には9時半を回っていましたので、余裕を持って行動しましょう。