8月23日~24日、小矢部市のクロスランドおやべにて「ヘリコプター & 防災・防犯フェスティバル 2014」が開催中です。毎年この時期に開催される恒例イベントで、自衛隊や個人所有のヘリコプターや働く車が大集結するイベントです。1日目午前中の様子を紹介します。
会場はクロスランドおやべ。入場料や駐車場代などは無料です。駐車場は早めに行かないとクロスランドの駐車場は埋まるので、歩道に路駐する形になります。
高さ118メートルのクロスランドタワーは、どことなく管制塔のような雰囲気です。直径約200メートルの円形芝生広場にヘリコプターが降りてきます。
飛来したヘリコプターの紹介です。まずは航空自衛隊よりUH-60J。小松基地の救難隊所属で、朝小松基地からやってきました。このあと救難飛行の展示があります。
今日集まったヘリの中では最も大型です。明日はこの機体に変わって海上自衛隊のSH-60J/Kが飛来します。
陸上自衛隊のOH-1
大阪の八尾空港に隣接する八尾駐屯地の所属です。
2人乗りの偵察ヘリで、大阪から1時間20分ほどで富山までやってきたとのこと。
災害時には陸上自衛隊で真っ先に出動するヘリで、パイロットの方も阪神淡路大震災のときに偵察に出たそうです。
コブラ並みに細い機体
特徴的なテイルローター
本来この日展示される機体はUH-1Jの予定でしたが、急遽変更になったそうです。
陸上自衛隊はこの他に、金沢駐屯地から軽装甲機動車と高機動車、富山駐屯地から81式自走架柱橋、愛知県春日井駐屯地から87式偵察警戒車が集まりました。
相変わらず87式偵察警戒車は戦車と間違えられます。
アドバンスドエアーによるヘリコプター遊覧体験。数分間のフライトを、大人5000円、子供(3歳~小学生)4000円で同時に3名まで体験できます。
アドバンスドエアーは2機のロビンソンR44(JA008MとJA7928)で体験飛行を運行していました。
R44 JA7928
会場上空をひたすら遊覧飛行し続けます。
JA008M
小型機とはいえ真上を低空で飛んで行くヘリはなかなか体験できない迫力です。
R44およびR22は個人所有のヘリの定番。徐々に各地から集まってきます。
カタギリテック所有R44 JA46MT
個人所有R44 JA44KN
クラブ所有R22 JA110N
R22はR44の2人乗りタイプです。
ホーライサンワイナリー所有R22 JA200C
個人所有 R44 JA03TN
国土交通省の除雪車を公開
2種類あります。
運転席の中に入ることもでき、子どもさんたちは記念撮影されていました。
排水ポンプ車
照明車
富山県警のパトカー
白バイ
はしご車体験
高所作業車。こちらは1回300円。
メルギューくんとメルモモちゃん。
メインホール内では自衛隊の活動紹介やグッズ販売、新聞紙作成体験コーナーなどなど。音楽ホールでは陸上自衛隊第10音楽隊の無料演奏会もありました。
クロスランド名物のミニSL。SLのほか、N700系やサンダーバード、北陸新幹線E7系車両も運行していました。
UH-60Jの救難展示飛行です。
倒れて動けなくなったサバイバーをUH60Jがピックアップするというフライトを見せてくれます
会場上空に現れたUH-60Jはすばやくロープを降ろし、隊員がロープで降下します。
隊員がサバイバー元へ駆けつけやはり素早く引き上げます。
この飛行は小松基地航空祭などでも展示されますが、ここはヘリまでの距離がとても近く帽子や傘が飛ばされそうになるくらいです。
観客も航空祭ほど多くないので、ヘリを見るだけなら航空祭より楽しめます。
会場を離れ汚部屋上空を飛行したあと再び会場へ
明日はSH-60J/Kが展示飛行を見せてくれるでしょう。