8月2日、小松市の小松製作所 粟津工場で「工場開放デー2015」が開催され、重機のデモンストレーションやニンニンジャーショー、模擬店、生産ラインの一般公開などで賑わいました。今年、金沢工場の工場開放デーは台風接近に伴い中止となりましたが、こちらは晴天の中開催となりました。

コマツ粟津工場へ。

複数の建屋が並びます。

さすが世界のコマツ、敷地が広大。

第一駐車場がメイン会場

会場内では社員らや商工会による模擬店やワークショップ開催


家族連れで賑わっていました。

ステージプログラム

地元ゆるキャラ写真撮影会。

手裏剣戦隊ニンニンジャーショー


軽装甲機動車の車内試作機、今年も展示。

ホイールローダー試乗の列

普段なかなか乗る機会が無いホイールローダーに乗ることができます。

フリーマーケットなども。

ふわふわ、パイレーツシップスライダー

重機のデモンストレーションを見てみましょう。ショベルカーやホイールローダーなどを社員さんが運転し、パフォーマンスを繰り広げます。

ロググラップル。

ハンドバケット

ホイールローダー4種類

WA470。ここで生産している製品の中では最大の機種になるそうです。

WA200。笑顔で手を振りながらのハンドリング

バケットを使いご挨拶

モータグレーダ

最後に、スーパーボールのプレゼント。

工場見学をしてみます

ここでもホイールローダーがお出迎え

中には松井のサイン

中に入ります。2つの組立ラインがあります。この工場では20種類の重機を組み立てています。

高さ18メートルあり、照明はLEDです。外の明るさに応じてLEDの明るさも変わるようで、省エネになっています。また自然光を取り込みやすい構造になっています。

ホイールローダーなどタイヤがついたタイプの生産ライン。

ブルドーザーやショベル系。無限駆動タイプの生産ライン。

ラインの周りには、部品が並びます。



クレーンも多数

床がコンベアになっており、徐々に製品を組み上げて行きます。必要なパーツも一緒に流れるので、効率化や間違い防止につながります。

奥のサブエリアで部品が組み上げられ、手前のメインエリアで取り付けられます。

同じラインに異なる種類の製品が並びます。また同じ製品でも、オプションの違いに対応しています。

工場の生産に関係ない設備はすべて地下にあり、床の凹凸を極力減らしています。クーラーも地下にあって、床の金網から冷気が出てきます。

このラインで組み上げられたショベルカーやホイールローダーが並んでおり、記念撮影ができました。

外にも、完成した重機がずらりと並んでいました。

敷地が広いので、メイン会場とは無料のシャトルバスも運行。

夏休み中の子どもさんの社会科見学にピッタリのイベントでした。この他北陸では、夏休み中にJR西日本金沢総合車両所や北陸コカ・コーラ砺波工場の一般公開なんかもあります。