2017年2月26日(日)、金沢城公園で鷹匠による放鷹術の実演イベントが行われました。ハリスホークやヨーロッパノスリ、ベンガルワシミミズク、ラガーハヤブサ、オオタカなど引き連れて、日本放鷹協会の鷹匠らが振替、群舞、振鳩と言った技を披露しました。
会場の金沢城公園三の丸広場へ。城と庭のおもてなし事業~冬のおもてなし~というイベントの一環です。鷹狩の他に砂絵の制作体験、凧揚げ体験、ぜんざいの無料ふるまいなどが行われました。
鷹匠の方々が登場です。
オオタカやハリスホークなど5種類ほどがお目見えです。
演目開始。橋爪門続櫓から鷹が飛んできました。
が、雨が降るなど天候が悪く、期限を損ねてしまい近くの木などに止まってしまうことも。
羽が木に引っかかってしまい抜け出せなくなる場面に会場からも笑い声が
鷹匠は鷹装束を身にまといます。鳥打帽、神取(コート)、野半纏、股引、地下足袋が特徴です。
鞢(エガケ)と呼ばれるグローブをはめて、必ず左手に乗せます。
後ろ向きに移動すると、鳥は嫌がるので必ず時計回りに回るとのこと。
餌合子と呼ばれる容器をカチカチ鳴らし、鷹を呼び寄せます。
振り替えと呼ばれる技の披露。鷹匠から別の鷹匠の手へタカを飛ばします。
子供達や一般の方々も体験。
疑似餌を捕まえる「振り鳩」へ。鷹匠が操る疑似餌を捉えます。
捕らえた餌を食べだしてしまうと狩にならないので、押さえつけて待たせるように躾けるのも鷹匠の腕の見せ所です。