小松基地航空祭2017予行 各種撮影ポイントの様子

9月18日に開催される小松基地航空祭に向けて、展示飛行の予行演習が8月30日より行われています。9月14日には総合予行演習が予定通り行われました。当日実施するほぼすべての展示飛行を事前に確認します。ブルーインパルスが不参加どころか台風の接近により航空祭自体の開催が危ぶまれており、たとえ開催されても雨天は避けられそうになさそうな天気予報となっています。そのため、この晴天で実施される予行を楽しもうと平日にもかかわらず大勢のファンが基地外周に集まりました。

基地内には入れないので、基地の外周から展示飛行を眺めます。

小松空港のデッキ。ここからは基地の様子を眺めることができます。後方は建物が邪魔してみることができません。午前中逆光。

航空プラザ横の田んぼ。

展示飛行は航空プラザ付近を中心に旋回することが多いので、背中撮影狙いの方々はこちらに陣取ります。ゴーヨンやロクヨン、ハチゴローといった100万円越えのレンズを当たり前のようにお持ちの方々が並びます。離着陸の様子は見ることができませんが、みなさん無線機をお持ちですので、タワーから「Cleared for takeoff」が聞こえると、それまでくつろいでいた方々が一斉に立ち上がってカメラを構えだします。

空港駐車場横。駐車場から近いのでアクセスが楽です。

RW24エンドのこまつ共生の丘公園。予行がある日の駐車場は朝7時には満車となります。滑走路近くの道路に路駐はできません、駐車禁止です。警察が取り締まりしています。

オープニングフライト

8時前から予行が始まりました。滑走路は06運用。T-4 1機、303飛行隊 F-15 2機、306飛行隊 F-15 2機の計5機が上がります。

303飛行隊の2機

会場(エプロン)前でぱっかん。

まずはT-4を先頭に南からフライバイ

続いて北からデルタ隊形でフライバイ

飛行場上空で2機づつブレイクして着陸しました。

303飛行隊 機動飛行

303飛行隊のF-15 2機が上がります。今年空自の各部隊のコールサインがいっせいに変わりました。

303飛行隊の今年のスぺマ機がこちら。

部隊マークのドラゴンが機首に描かれています。

救難展示

U-125とUH-60Jのフライトです。

編隊飛行

303飛行隊 F-15 4機、306飛行隊 F-15 4機、アグレッサー2機の計10機が上がります。

小松基地所属部隊のF-15 10機による大編隊。

続いてこちら

白山をイメージした編隊だそうです。

この後会場正面で2機づつブレイクし着陸しました。

アグレッサー機動飛行

飛行教導群(アグレッサー)による機動飛行。

アグレスの機動は単機で実施します。

この機体、昨日塗装後初の飛行を迎えた新色です。それまではしばらく通常塗装のまま運用されていました。

他の部隊と違い1機でのフライトですが、ナイフエッジなど独自の演目で楽しませてくれます。

機動の予行は何度か実施していますが、使用する機体は毎回違うので当日もこの新色でフライトするかはわかりません。

306飛行隊 機動飛行

306飛行隊の機動飛行。F-15 2機が上がります。

こちらが306飛行隊の今年のスぺマ機

イヌワシのイラストが垂直尾翼全体に描かれています。

他にも岐阜基地のF-2、F-4によるフライトも予定されていましたが、本日は実施されませんでした。午後の2時を過ぎると、F-15もキャプティブ弾を装備し通常の訓練に戻りました。

台風が接近している週末ですが、小松基地航空祭の中止の判断は前日の17日午前7時にHPに掲載されます。広報部の人員が限られているため、電話でのお問い合わせはおやめください。