富山市中心部に位置する、富岩運河 環水公園(カナルパーク)にて、「環水公園スイートイルミネーション2014」が2014年10月25日から始まりました。日没から22時まで泉と滝の広場と天門橋が2万5千個のLEDを使い鮮やかに彩られます。イルミネーションは2015年3月1日まで点灯します。
初日の10月25日には、アマノガワプロジェクトと連動した2万2千個ものLEDボール「いのり星」を放流する「環水公園アマノガワ」が一夜限りで行われました。その様子を写真でレポートです。
会場の環水公園へ。環水公園には無料の駐車場が用意されていますが、イベント時は毎回足りなくなります。周辺の有料駐車場や公共交通機関を利用しましょう。違法駐車が多く車の移動を促すアナウンスや警察の取り締まりが行われました。
イベント概要。全国各地で開催される「天の川プロジェクト」の一環です。富山ではここ環水公園のほか、高岡万葉まつりに合わせて高岡古城公園でも行われました。
放流されるLEDがこちら。水に浸かると自動的にLEDが点灯します。ソーラーパネルがついており、エコなイルミネーションです。噴水の周りに放流するLEDには、風で流れないように重石がついていました。
泉と滝の広場にはツリーがすでに設置されていました。
17時より点灯式が始まります。富山出身の方によるフルートの演奏です。
副知事の挨拶の後、ボタンを押してイルミネーションが点灯しました。
ツリーと天門橋にイルミネーションが灯りました。この日の日の入りは17時01分ですが、まだ空は明るめです。
泉と滝の広場には、カップルや写真家が並びます。男性だけのグループや1人で来ている方も大勢いますので、彼氏・彼女がいないから行かないと判断するのはもったいない所。
運河の周りの芝生にも大勢の人。
世界一美しいスタバも、行列ができていました。
空が徐々に暗くなってきました。イルミネーションが映えます。
天門橋。
天門橋は、点灯式から19時半までLEDボールを放流する方のみ入ることができます。放流に参加しない人は橋に上がれません。
LEDボールの放流は前売り券で700円、当日申し込みで900円と有料です。放流のほか、天門橋へ立ち入りと、ルミガブレスレット進呈、会場内の移動販売車で使える100円割引券の特典があります。
各種移動販売車。
このLEDが敷き詰められた運河を、遊覧船でクルーズできる「アマノガワクルーズ」も行われていました。そちらは前売りで1000円、当日で1300円です。
もちろん、このイルミネーションを見るだけなら無料です。
このツリーのイルミネーション、去年のものよりサイズが倍になったそうです。
大きくなったので、環水公園のどこから見ても美しさを楽しめるようになりました。
平成19年から始まったスイートイルミネーション、今年で8回目を迎えます。
LEDボールも、手前の泉のものは重石がついているので風の影響を受けません。一方運河の物はこのように北側に流されていきます。
泉のLEDが動かなくなったので、第2回環水公園フォトコンテストのグランプリ作品のような写真は撮影できなくなりまいた。
参考までに、このイルミネーションをスマホ(iPhone 5S)で撮影するとこんな感じ。
以前よりイルミネーションの点灯式を前倒しして、より長くイルミネーションを楽しんでもらえるようになりました。
会場が広いので、駐車場や道路の渋滞に比べると会場はそこまで混雑している印象はありません。
まるで日本じゃないような、幻想的な空間が広がっていました。
このLEDボールはイベント終了後に回収されて、また別のイベントで使用されます。
インテック本社ビル(タワー111)も10月31日までライトアップ。乳がん告知のためのピンクリボン運動の一環です。しいのき迎賓館でも開催されていたものです。
また、スターバックス横の並木もピンクリボン運動で同じく10月31日までライトアップされています。
スタバは、行列ができてましたが店内はそれほど混んでいないようです。
オープンテラスも。
外でイルミネーションを楽しんだのでしょうか。
赤い糸が目立ちます
この壁面のピンクもピンクリボン運動に連動したものだそうです。
19時半、橋が開放されました
19時半、橋が開放されたので、渡ります。
ツリーのイルミネーションや、富山市街地を見渡せました。
橋開放とともにイベントは終了。LEDボールは回収されました。2時間半の素敵な時間でした。
また12月のクリスマスには、「環水公園スイートクリスマス 2014」も開催されると思われますので、このツリーのイルミネーションと花火が楽しめます。
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