2015年10月16日(金)、金沢駅のもてなしドームにてオーケストラアンサンブル金沢によるクラシックコンサート「エレクトリック・ライト・シンフォニー」が開催されました。オーケストラの生演奏に、光と映像の演出が加わった素敵なひとときを、金沢駅に訪れた人々が楽しみました。北陸デスティネーションキャンペーンの一環です。
動画の撮影や録音は禁止されていましたので、写真でご紹介します。
金沢駅の東口(兼六園口)もてなしドームへ
19:30から20:30まで1時間、無料でコンサートが行われます。
ドーム全体が内部からカラフルにライトアップされていました。
鼓門の前では、ひゃくまんさんバルーンが暗闇に浮遊
ひゃくまんさんバルーン、金沢城でのイベントで最近ちらほら見かけるようになりましたが、金沢駅で見るのは初めてです。
素敵な光景に、大勢の人が写真を撮っていました。
ひゃくまんさんが風に煽られクルクルと回転するので、なかなか2人同時にこちらを向いてくれません。
ドーム中央には、巨大なシャンデリア風のスクリーンが吊るされています。
この円筒形のスクリーンに、映像や光の演出が投影されます。
スクリーンの下には、ステージが設営されていました。
オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の皆様が登場。
結構大規模なイベントですが、金沢城のプロジェクションマッピングなどと比べて事前のPRは控えめでした。ですが夕方のニュースで紹介されたこともあってか、大勢の人が集まりました。
曲目。ベートーヴェンの曲や、実際にオーケストラアンサンブル金沢が演奏を担当したNHK大河ドラマ「利家とまつ」のメインテーマ「颯流」など7曲。
もてなしドームに、美しいオーケストラの生演奏が響き渡ります。
曲に合せてスクリーンの映像が変化。
もてなしドームの照明もダイナミックに変わります。
先日鼓門のプロジェクション・マッピングが行われましたが、ドーム自体のライトアップは珍しいのではないでしょうか
音声を電気信号に変えて、リアルタイムで映像を変化させているとのこと。
映像・照明演出はライゾマティクスの制作です。
360度どこからでも映像が見えます。ただ真下で演奏しているオーケストラの方々は「映像が全く見えない」と語り、会場の笑いを誘っていました。
エレクトリック・ライト・シンフォニー、去年10月に東京のKITTEで「北陸新幹線金沢開業PRコンサート」として行われました。
今回が金沢初公演。
一夜限りと言わず、ぜひとも定期的に実施して欲しいイベントです。駅なかコンサート「エキコン金沢」なんかは頻繁に開催されています。
混雑気味でしたが、バス利用客の通路を塞がないよう誘導が行われていました。
これが休日だったら、恐ろしいことになっていたでしょう。
映像にも、ひゃくまんさんが登場。
オーケストラのリズムに合せて、ひゃくまんさんも鼓動してました。
ELECTRIC LIGHT SYMPHONY
指揮者 斎藤一郎さんの挨拶
「利家とまつ」メインテーマの演奏。金沢港から豪華客船が出港する際のBGMとしてもお馴染みです。
新幹線ホーム14番線に、E7/W7系が到着。
東京駅からの、はくたか571号です。なかなか豪華なお出迎えです。
クライマックスが近づくにつれて、光の演出も激しくなります。
クライマックス
観客から、大きな拍手が贈られました。