片山津出身の物理学者 中谷宇吉郎の記念館 「中谷宇吉郎 雪の科学館」です。
片山津温泉の観光施設であり、入場料500円でありながら様々な体験ができる充実した施設となっております。
映像ホール。中谷宇吉郎の研究内容を紹介する25分ほどの映像が閲覧できます。
人工雪制作装置
昔はこのような装置を使い結晶をつくり、どのような条件でどのような結晶ができるのか研究していました。
中には グリーンランド氷河の原
実際にグリーンランドから運ばれた60トンの石と人口の霧です。
表面が透明になるようにまずホットプレートで両サイドを溶かします。
その後ライトで一気に溶かします。白飛びしてますがここに氷を置いてます。
ダイヤモンドダストと過冷却の実験。映像には右下の人工雪製造装置で作られた雪の結晶が映しだされています。この糸は犬の毛で、スタッフが飼っている犬の物だそうです。ちなみに中谷宇吉郎はうさぎの毛を使っていたとのこと。
-30度以下の冷凍庫の中でプチプチを割ると、ダイヤモンドダストが発生します
ペットボトルを数回ふるとあっという間に氷になりました。水は冷やすだけではなく何か刺激がないと氷にならないという実験です。
先ほどダイヤモンドダストを発生させた冷凍庫にシャボンたまの膜を垂らすと、花の模様が一瞬で出来上がりました。
このように様々な実験を体験することができます。この他雪のペンダントづくりなどもあります。難しい内容だけでなく子供も楽しめる施設です。
ひと通り見終わった後は喫茶「冬の華」へ
こちらの施設は有料ゾーンの外になります。