越前おおの「ひな祭り」 20段のひな人形

1月18日(土)~3月22日(日)までの2か月間、福井県大野市の市内10会場でひな人形を展示する「春を彩る越前おおのひな祭り」が始まりました。特にメイン会場となる平成大野屋の平蔵では、20段にもなる巨大なひな人形が飾られ、無料で鑑賞できます。市内各所を回ってきました。会場の様子です。

2020年で10回目の開催。3月3日の桃の節句はもちろん、2か月間展示されます。

会場は10か所。会場によっては入場料200円が必要な施設もあります。また、イベント期間中であっても休館日があります。

  1. メイン会場 平成大野屋 平蔵
  2. 大野市役所
  3. 大野市民俗資料館
  4. 武家屋敷旧内山家
  5. 武家屋敷旧田村家
  6. 大野市観光協会
  7. 本願清水 イトヨの里
  8. 城下町東広場
  9. JR越前大野駅
  10. 四季を彩る人形館(オモチャのやまだ)

各会場にはだいたい無料の駐車場が用意されています。越前おおの結ステーション。市内散策もかねて、歩いて回ってみるのもいいかもしれません。

メイン会場 平成大野屋 平蔵

入場無料。開館時間は10:00~17:00。

蔵に入ってすぐ、正面に現れたのは巨大なひな人形。

内裏雛と、その下は三人官女でしょうか。

これだけ登場人物が多いと、どの人形が何なのか混乱してきます。

ぼんぼり

これらの人形の配置は、毎年変わるそうです。

このひな人形、裏にもひな壇があります。

同じホール内には、100年以上前の江戸時代~明治のひな人形。このころはお内裏様の2体が主流だったそうです。

大正~昭和のひな人形。歌に歌われるような、金の屏風や五人囃子が登場。

隣の二階蔵ではNゲージの展示や、天空の城「大野城」の写真展。

大野市観光協会

雛人形を見るためだけに入るのは、ちょっとためらってしまう施設

メイン会場以外のひな人形は、一般的な家庭に設置されるサイズです。

城下町東広場

平成21年の全国植樹祭で、天皇皇后両陛下が式典を観覧された施設。朝倉遺跡から、大野市のこちらに移築されています。

8月のおおの城まつりで担がれる神輿

休憩所に、ひな人形があります。

越前大野駅

九頭竜線の越前大野駅の駅舎へ

駅舎の中に、ひな人形。

大野市役所

市役所は1月25日~3月15日までと、他の施設より期間が短めに設定されています。

四季を彩る人形館

店舗の2回にひな人形を設置。外からも見渡せます。

最近はひな祭りを祝わない家庭や、人形を持っていても飾らない家も多いそうですが、この祭りは人形の準備や飾りつけが不要で無料で楽しめます。娘さんがいらっしゃる家庭は、ひな人形を家に飾る代わりに、大野市を散策されてみてはいかがでしょうか。