6月16日(土)~17日(日)、高岡市の伏木港にて海上自衛隊の補給艦「とわだ」の一般公開が行われました。富山県で補給艦の一般公開が行われるのは2015年のおうみ型補給艦ましゅうの寄港以来3年ぶりです。艦内を見学してきましたので、内部の紹介です。
伏木港へ。客船と違い伏木港クルーズ客船歓迎クラブ会員でなくても、埠頭に自由に立ち入ることができます。
埠頭には、移動販売車や自衛隊グッズ販売のテントが並びます。
とわだ型補給艦「とわだ」が停泊していました。
全長1667メートル、基準排水量8,100 t。1987年に就役した船で、第1海上補給隊に所属しています。普段は広島県の呉基地を母港としています。
補給艦は、海上自衛隊の艦艇に燃料や食料、水、弾薬などを洋上で補給することを主な任務としています。海上自衛隊にはとわだ型3隻、ましゅう型2隻の合計5隻が配備されています。
船尾側から乗艦します。
曳航機があるデッキに上がりました。更に上に上がります。
ヘリコプター甲板へ。海上自衛隊の各種制服やが展示されていました。
艦内に入ります。
階段が狭くて急です。
日立造船がまだ造船事業を行っていた頃の船です。
過去に補給を行った艦艇の記念プレートが飾られていました。過去にインド洋給油活動などに参加し、米軍等の艦艇に補給を実施してます。
3層分ぐらい登りました。
信号旗。
12.7mm重機関銃。唯一の武装(取り外されています)。
Mk.137 デコイ発射機
各種アンテナ類
操舵室へ入ります。
艦長席
海図や各種電子機器
艦内BGMはよく見るとiPhoneから流されていました。
操舵室からは甲板の補給エリアが一望できます。
艦内神社
とわだ名水百選
甲板におります。
物資を補給するためのクレーンやホース。
護衛艦は任務のため出向すると、1ヶ月~3ヶ月は寄港しないことともあるので、こういった補給艦からの洋上補給を何回も実施します。
伏木港では、7月28日(土)~29日(日)、ひゅうが型ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」の一般公開が行われる予定です。