2016年7月16日(土)~18日(月)、金沢駅もてなしドーム地下広場にて「NT金沢2016」が開催中です。電子工作などを活用したユニークなデバイスが多数展示されています。入場無料で、どなたでも見学可能。会場のいくつかのブースをご紹介します。

NT金沢とは、ものづくりが好きな人が集まり発表や交流をするイベントです。


会場はもてなしドームの地下。金沢駅周辺の道路は、北陸新幹線開業以降 週末は大混雑します。駐車場もほとんど空きがありません。電車やバスを使うのが無難です。

地下広場へ。70前後のブースがあります。

ニコニコ動画にちなんだ作品が多めですが、ニコニコ動画の知識がなくても楽しめます。

ステージでは各種プレゼンイベント

以下、展示されていた作品の一部をご紹介。
京都電創庵さん。ヘッドマウントディスプレイから操作するロボット。昨年も展示されていましたが、触覚センサを搭載し、視野外の情報を振動でフィードバックする機能を追加されたそうです。

テクノコスプレ研究会さん。LEDチューブを仕込んだスカート。動画の再生などが可能で、バッテリーで1時間持つそうです。ライブパフォーマンスに利用できそうです。

モデルは、ほわいともかさん

DJ⑨さん。ウェアラブルチェア。しゃがむだけで、足に装着したデバイスがどこでも椅子になる便利な装置。


カサネタリウムさん。目的地の方向へ倒れて道案内をする傘。傘にモーターとGPS、電子コンパスが取り付けられています。ただしこのデバイスをつけると傘が開かなくなる上、倒れるとデバイスもダメージを受けるとのこと。

ぼへみあさん。ろくろの上に逆回転のろくろ乗せたらどうなるのか検証。ろくろの回転速度をタブレットで操作します。MabeeeというスマホとBluetooth Low Enagyで通信ができる特殊な電池を使用しているそうです。

湯村 翼さん。文字を撃ち出すプロジェクションマッピングキーボードcyberkeyboard。

キーを押下すると、押下した文字が飛び出すアニメーションがキーボード上に投影されます。

きりんさん。「きのこの山」と「たけのこの里」を画像処理で判別する装置。

こちらのブースではこのほか「必ず6になりたがるサイコロ」なども展示

kimio kosakaさん。RaspberryPiで作るスーパーコンピューター

外枠は旧型のMacですが中身はRaspberryPiが16個ネットワークでつながれた状態で入っています。

物理演算のソフトを実行。使用するRaspberryPiの数を変化させ、処理速度の違いを体感できます。

shibusawa rocketさん。ドール用耐G訓練装置。ドールをひたすら回転させるデモを行っていました。

ヒゲキタさん。自作プラネタリウム

そのほか、会場ではノンアルコールカクテルなどが楽しめるブースなどもあります。

時間の都合上一部のブースのみの紹介となりました。一見近寄りがたい雰囲気を醸し出していますが、皆さまとても丁寧に作品を説明してくださいました。怖がらずにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。