スカイランタン in 西山公園

2017年4月29日(土)、鯖江市の西山公園にてスカイランタンを浮かべるイベント「スカイランタン in 西山公園」が開催されました。福井大学の学生団体が主催で、集まった参加者らが230個のスカイランタンを一斉に浮かべ、ラプツェルのような空間を演出し来場者を魅了しました。

会場の西山公園へ。

日没後の午後7時よりランタンが上がる予定となっています。

メイン会場 芝生広場。

会場中央にランタンを配布する長い列ができています。

こちらが今回使用するランタン。1個3000円で打ち上げに参加できます。

スカイランタンといえば中にロウソクや固形燃料などを入れた紙風船を浮かべるイメージですが、こちらはLEDを仕込んだ風船を使用します。周囲は市街地なので、安全に配慮しています。

また、今回のランタンは地上と紐で固定し、同じ場所に浮き続けるようになっています。他の撮影チャンスが一瞬しかないランタンイベントと異なり、しばらく浮かぶ様子を眺めることできます。

ちなみに日本で最大規模となるランタンイベントの津南雪まつりでは、固形燃料を使用したランタンを1000個同時にスキー場の山奥から打ち上げ、後日スタッフが回収しに回ります。(写真は新潟県の津南雪まつりの様子)

打ち上げ予定の午後7時を過ぎましたが、ランタンの配布は終わらず。周囲からは「学生だし仕方ないよね」といった声が聞こえてきました。

打ち上げ予定から遅れること1時間、当初イベントの終了予定時間だった午後8時ごろにようやくカウントダウンが始まります。

カウントダウンとともに一斉にスカイランタンをリリース

230個ものランタンが一斉に西山公園に舞い上がりました。

イベントのクラウドファンディングサイトにあるイメージのような、タイのコムローイ祭りほどランタンは密集しません。

元々の解散予定時刻が午後8時。4月とは言えまだ冷えるこの夜にずっと待機していたせいか、早々にランタンを持ち帰る来場者が多数いたため、公園のランタンは打ち上げ後すぐにガランとしてしまいました。運営体制を見直して、ぜひ来年も開催してほしいところです。

ゴールデンウイーク中、西山公園では5月3日~5日に鯖江つつじ祭りが開催されます。

また、本家タイのコムローイ祭りは11月中旬に開催されます。