クルーズ船 ダイヤモンド・プリンセス 船内見学会 富山伏木港

4月29日、富山県高岡市の伏木港に超巨大クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」が入港しました。歓迎イベントや船内見学が行われたのでその様子をレポートです。

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伏木港には過去に「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」という大型の豪華客船が寄港したことがありますが、今回のダイヤモンドプリンセスもそれに迫るサイズです。

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全長290メートル、総トン数11万トン超えです。去年から日本に就航しているサン・プリンセスよりも大型になっています。

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今回は「ゴールデンウイーク 日本周遊と釜山」というクルーズの一環で富山に訪れ、前日まで青森にいました。

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高岡市の職員?らが乗客に富山の記念品を渡しています。

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下船した乗客は白川郷や五箇山、たぶん立山アルペンルートや砺波チューリップフェアなんかに訪れたんだと思います。

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ふ頭には、富山のご当地品や観光地を紹介するコーナが。Free WiFiスポットもあります。

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各種お土産。ケロリンなんかも売ってました。

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各種富山を周るオプションツアーや高岡駅とのシャトルバスも。

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レンタリサイクルもあります。

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このふ頭や、駐車場を利用できるのは「伏木港クルーズ客船歓迎クラブ」のみ。非会員はフェンス越しになります。現在400人ほどの会員がいるようですが、無料で船内見学の案内が届いたりふ頭への立ち入りができるので皆様是非登録しておくのをおすすめします。

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フェンスからだとこんな感じ。

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会場では、伏木高校の生徒らがボランティアでお手伝いをしています。

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万葉衣装に身を包んでいました。

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この衣装、ここで着付け体験ができます。

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高岡市のマスコット利長くんも登場

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入港記念セレモニー

13時より富山県知事や高岡市長、富山の国会議員、ダイヤモンドプリンセスの船長らで式典。

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伏木港へ訪れたことを記念するプレゼントを贈呈していました。

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高岡市消防音楽隊らによる演奏。

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船内見学

同じプリンセスクルーズが保有するサン・プリンセスとほぼ同じです。船内見学は前記した伏木港クルーズ客船歓迎クラブからの抽選や、地元高岡市民ら限定の抽選、マスメディア、JTB経由での申し込みをされた方、200人を対象に行われました。ふらっといっても参加できませんのでご注意ください。

免許証もしくはパスポートを預け、乗船に必要なバーコードが記載されたカードを受け取ります。

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3グループに別れての見学。時間は1時間半ほどで、自由時間はありません。

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タラップを上がります。このあと空港の保安検査場にあるような金属探知機と手荷物検査をうけます。こちらは撮影禁止。

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プリンセスクルーズの日本法人「カーニバルジャパン」のお姉さんが案内してくれます。その他高岡市の職員らが同行します。まずは天気が悪くなる前にエレベーターで14階へ。

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屋上にはジャグジー付きのプールがあります。

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クルーズに出ると360度すべて海になり、絶景だそうです。風を受けると寒いため、ジャグジーもあります。湯気出てます。

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ムービーズアンダースター。ちなみにスクリーンの裏はゴルフ場です。

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プールの横ではピザやステーキを販売しています。乗客は無料ですが、船内見学者はもちろん食べられません。

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バーカウンター。

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日本クルーズではメニューに日本語表記が追加されました。それでもアメリカの船なので、日本だけを回ることはできないため韓国の釜山に立ち寄ります。

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こちらはスイーツ

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テーブルは綺麗にセットされています。触らないようにという指示がありました。

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ちなみにこの14階から会場を見るとこうなってます。

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このフロアにはもう1つ屋内プールがあります。

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屋根は開閉式

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レストラン「ホライゾンコート」へ入ります

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乗客は無料でバイキングを楽しめます。

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むちゃくちゃ美味しそうですが、食べないでくださいと念を押されました。

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ティーンラウンジ。10代専用のラウンジだそうです。

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ダイヤモンドプリンセスの日本就航に合わせて設置された洋上最大の大浴場「泉の湯」。残念ながらこの班は見学は無し。足湯やサウナ、打たせ湯なんかがあり、有料の予約制となっています。

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デッキを歩きます。上を見上げるとダイヤモンドプリンセスの文字とプリンセス・クルーズのロゴ。シーウイッチと呼ばれる女性の横顔を模したロゴで、船の守り神になっています。

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という話や、クルーズのおもしろ話をしてくださいます。

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再び船内へ。本当に広いので迷子になりそうです。とても1時間半では回りきれません。なお客室はすべて満室なため見学はできませんでした。

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スパやエステ、フィットネスジムがあります。船内ほとんどのレストランが無料なため、どうしてもクルーズ中に太ってしまうとのこと。そんなこともあろうかと無料のフィットネスジムが用意されています。サン・プリンセスの船内見学の際にも同じような話しを聞いたので本当によくある話なんだと思います。

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2週間ほどのクルーズではドレスコードの日が2日ほどあるため、美容室も用意されています。

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下のフロア、7階へ。

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映画館「プリンセスシアター」。

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実際に映画を上映していました。700人ほど入れます。真っ暗だったためぶれぶれです。すいません。

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ホイールハウスバー。ホイールとは舵輪のことです。

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デッキへ。

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アメリカの会社が運営するイギリス船籍の船ですが、製造したのは三菱重工の長崎造船所。有名な話ですが、当時製造中だったダイヤモンドプリンセスで火災が発生。納期に間に合わないため、同型艦のサファイア・プリンセスをダイヤモンドプリンセスとして改修。今乗っているダイヤモンドプリンセスは本来サファイア・プリンセスになるはずだった船です。

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家具や内装も日本のホテルオークラが監修しているため、日本人にとってはなじみやすくなっているそうです。

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アトリウムを通り抜けます

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ダイヤモンドプリンセスのロゴが入ったグッズが売ってました。

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免税店。日本の海域を離れると営業します。カジノも同様。今回カジノは見学できませんでした。

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ブランド品や宝石が並びます。

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エクスプローラーズラウンジへ

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作りはほとんどサン・プリンセスと同じです。

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シャル・ウィ・ダンスの影響か日本人にはダンスが人気だそうで、ここでショーも。

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寄港先での写真をこちらで販売。

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そのほかドレスコードした際の記念撮影も受け付けているそうです。

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その他カメラも売ってます。

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大浴場と同様、日本就航に合わせて設置された寿司屋「海(かい)」

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サン・プリンセスで人気だったため、ダイヤモンドプリンセスでは更に大きな店舗として寿司屋を用意しました。こちらは有料です。1貫3ドルから

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イタリアンレストラン「サバティーニ」

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パネルが並んでいますが、寄港先の年から記念に贈呈されたものを展示しているそうです。こちらはごく一部。入港セレモニーで富山知事がダイヤモンドプリンセス館長に渡していたものも、こちらに飾られることになるそうです。

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クラブフュージョン

あちこち行き来するので、本当に迷子になりそうです。とか言ってたら本当に迷子が出ました。30人ほどのグループで回っていたのですが、1人途中で消えたことが判明。スタッフが探しに回ってました。お陰で見て回る時間が減りました。

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アトリウムを抜けて下船になります。ここではクルーズ2日目に館長主催のウエルカムパーティが行われ、シャンパンタワーで船が全く揺れないことをアピールします。

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ダイヤモンドプリンセス、富山への入港は今年もう予定されていませんが、金沢港には4回の入港が予定されています

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出港セレモニーの様子は次の記事