北陸新幹線が開業して、もうすぐ1年となる2016年3月12日(土)。北陸の各地で記念イベントが行われました。金沢エリアでは金沢駅ー白山総合車両所間の特別列車を運行し、犀川河川敷から花火が打ち上げられました。花火の様子をご紹介します。
花火の打ち上げ場所は金沢市の犀川大豆田大橋近くの河川敷。夏の北国新聞花火や中日新聞花火と同じ場所です。
17時半ごろから交通規制が始まり、夏と同じように道路が通行止めになります。ただし、あくまで新幹線から眺めるのがメインであり、会場に露店や観覧席はありません。
新幹線特別列車は17時50分に金沢駅でセレモニーが行われたあと出発。この加賀犀川橋梁から花火を眺める予定となっています。
ここは北陸新幹線が福井または敦賀まで開業するまでは、金沢駅-白山総合車両所間の回送線として機能してます。かがやきやはくたかの回送列車が通過していきます。
一般の乗客が利用するのは今回が初となります。
メイン会場は大豆田周辺ですが、新幹線と花火を撮影するために上流へ移動します。新御影橋はマスコミや関係者専用となっていました。
撮影のためでしょうか。クレーン車もいました。
こんなところにも撮影班が。新幹線と花火を絡めて撮影という難しい課題に、皆さん様々な場所から撮影されているようです。
防音壁が高いので、なかなか全体は撮影しづらい場所です。
新幹線ライトアップ用なのか照明も。
17時32分ごろ、今回の特別列車となるW7系W1編成が金沢駅へ。トップナンバーを持ってきました。
メイン会場からは離れていますが、ここにも徐々に人が集まってきました。
18時10分ごろから、花火が始まりました。
金沢駅を出発したW7系W1編成も、18時12分ごろに加賀犀川橋梁へやってきて、停車しました。
この特別列車には倍率41倍を勝ち抜いた65組200名ほどが乗車しています。
皆さんA席側の窓から花火を眺めていました。
グランクラス12号車は空っぽ。
11号者グリーン車。
方向幕は「団体」の表示。
花火はどんどん上がりますが、まだ太陽が沈みきっていません。
空がだいぶ明るいので、F値を最大まで絞っても3秒程度しかシャッターを開けず。
なかなか難しい撮影となりました。
18時20分ごろ、花火が終わっていないのに新幹線が出発。
白山総合車両所へ向かいました。
花火はまだ続きます。
花火の総数はおよそ2000発、夏の北國花火金沢大会は1万2000発なので規模はだいぶ小さめです。
18時35分、フィナーレ。25分間の冬の花火でした。