金沢城公園 鷹匠による鷹狩 放鷹術の実演イベント2016

2016年2月28日、鷹匠による鷹狩 放鷹術の実演が金沢城公園で行われました。

今年で3回目となるイベント、江戸時代に楽しまれてきた鷹狩が明治維新で途絶えてしまい、新政府が混乱する中、加賀藩が鷹匠を保護していた所以があります。

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城と庭のおもてなし事業~冬のおもてなし~というイベントの一環です。鷹狩の他に竹とんぼ遊び、ぜんざいの無料ふるまい、前田慶次郎による演舞が行われました。

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金沢城公園三の丸広場へ

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鷹匠の方々が準備をされてしました。

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広場を囲むように大勢の見物客。

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11時より実演が始まります。実演は午前と午後の2回実施されました。

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まずは広場の周りを鷹匠の方が一周しお披露目します。

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ヨーロッパノスリ、ラナーハヤブサ、オオタカ、ハリスホーク、ベンガルワシミミズクなど様々な種類の鳥が紹介されましたが、鳥には詳しくないので解説無しの写真のみでお送りします。

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司会を務める波多野鷹匠

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鷹装束を纏っています。鳥打帽、神取(コート)、野半纏、股引が特徴です。

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この装束を着れるのも、鷹匠の資格を得た方のみ。見習いさんは着れないそうです。

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五十間長屋からハリスホーク(?)が飛んできました。

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まっすぐ鷹匠の元へ飛んできました。

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和紙でできた疑似餌を使って匠に鷹を操ります。

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続いて「振替」と呼ばれる技。2人の鷹狩の間を鳥が行き来します。

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鷹を驚かせないよう背中を向けます。

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餌合子とよばれる餌が入ったケースをカチカチと音を立てて鷹を呼びます。

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餌はお肉です。

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鷹を投げるように飛ばします。

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鞢(エガケ)と呼ばれるグローブをはめて、必ず左手に乗せます。

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人から木へと飛ばす「渡り」

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なかなか戻ってこない場面も。

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小学生のお子さんらによる体験

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ベンガルワシミミズク

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途中、地面に降りてしまうハプニングも。

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鳥は赤外線を捉えることができ、地面にあるネズミのフンなどに反応し、地面に降りて餌を探し始めることがあるそうです。

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可愛らしく歩き出す様子に、歓声があがりました。

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うまいこと空中でキャッチします

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続いて一般のかたの体験。鷹匠というのはお殿様に鷹狩を楽しんでもらうため、素人でも扱える鳥を調教する技術も必要になるんだそうです。

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使用する紐はこんな感じ。途中で絡まない巻き方も、鷹匠になるために必要な技術とのこと。

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河北門の方へ飛ばし、鷹匠の元へ戻ってきます。

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松の木にも。

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40分ほどの実演でした。

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最後に観客の元へと出向き、質問に答えていました。

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